OAIR 2014 アートがすむまち

概要

大田区民が運営するアーティスト・イン・レジデンスです。今年は、ニューヨーク、シンガポール、バンクーバー島(カナダ)から3名の外国人アーティストを招き、制作発表を行いますが、地域の伝統工芸家や華道家がそれぞれの専門技術を提供し、彼らの制作をサポート、共同制作を行います。また招へいアーティストがそれぞれに行うアートワークショップには、市民誰もが参加できます。

 

招へいアーティストの個人作品と地元工芸家との共同作品、そしてアートワークショップにおいて参加者の皆さんが作り上げた作品は、大森のパロスギャラリーで開かれる成果発表展および蒲田の改正湯で行われるパフォーマンス公演で、一般公開されます。

 

本事業は、アーティストと住民の創造的な交流機会を作り、さまざまな市民の皆さんにアートを身近に感じてもらえるようになることを目指します。

 

同時に招へいアーティストには、より幅広い層の人々に向けて作品を発表し、フィードバックを得ること、地元の伝統工芸家やエンジニアより作品制作への技術サポートを得られること、大田区のコミュニティ発展に寄与することに、意義を感じていただければと願います。

OAIR 2014 パンフレット

パンフレットはこちらをクリックしてください。

 

 

 

 

 

OAIRスタッフが送付した着物を素材に、

真剣な表情で制作するグロリアさん。

(今年6月、バンクーバー島にて撮影)

 

この作品はOAIR2014成果発表展でみられます。

キュレーターメッセージ

アートがまちの活力となり、親しまれている都市で活躍するアーティスト3名を招へいしました。大田区の素晴らしい地域資源や人々と招へいアーティストが一緒に行う制作発表が、街の更なる魅力を引き出し、いっそうと活力にみちたまちづくりに繋がれば嬉しいです。

(山本祐子:シカゴ美術館付属大学院で美術を学び、現在バンクーバー島に在住。アートワークショップを軸にした芸術国際交流事業のコーディネート等を行う。)